クリスマスプレゼント、アンパンマンのしゃべるぬいぐるみどうかな?発語も促してくれるらしいよ!
うちも買ったけど、正直ちょっと残念だったかも…。誤作動が多くて、期待してたほどじゃなかったよ。
えっ、そうなの!?でもアンパンマン大好きだから悩むなぁ…。詳しく教えて!
クリスマスプレゼントに大人気の「アンパンマンのおしゃべりDX」
この時期、どこのおもちゃ売り場でも目立つ場所に並べられている『ねぇアンパンマン!お歌もきかせて!はじめてのおしゃべりDX』。アンパンマン好きな子供たちに贈るクリスマスプレゼントとして、多くのパパママ、おじいちゃんおばあちゃんが手に取る商品です。
しかし、実際に購入した私が使ってみた感想は、「コンセプトは素晴らしいけど、実用面ではちょっと微妙かも…?」というものでした。購入を検討している方に、この商品を選ぶメリットと注意点をお伝えしたいと思います。
アンパンマンがお話ししてくれる!期待したこと
私の子供は、ことばが少し遅いです。最近は少しずつですがお話ししてくれるようになりましたが、子供がまだ発語が少ない時期は正直焦りもあり、発語を促すおもちゃを沢山購入しました。そのうちの一つが『ねぇアンパンマン!お歌もきかせて!はじめてのおしゃべりDX』でした。
大好きなキャラクターがお話ししてくれれば、言葉を引き出す助けになるかもしれない。そんな期待を胸に、このおもちゃを購入しました。
- アンパンマンが「ぼく、アンパンマン!きみの名前を教えて?」など、子供に問いかけてくれる機能。
- 「お歌を歌って」など、リクエストに応えてくれる仕組み。
- 頭、お腹、手、足にセンサーがついていて、頭を触ったら「これは頭だよ」などと教えてくれたり、様々な会話をして遊べるインタラクティブな設計。
これらは、とても素敵なアイデアに感じましたし、子供の反応が楽しみでした。
実際に使って感じた残念な点
期待していた効果や機能が、実際に使うと少し物足りなく感じる部分が多々ありました。
1. 誤作動が頻発する
テレビや周囲の音に反応して、突然「お歌を歌い始める」などの誤作動が頻繁に発生。特に静かな時間を楽しみたいときには、これがストレスになることもありました。
「歌って」とお願いした覚えがないのに歌い始めたり、「あお向けにすると寝る」という寝かしつけ機能があお向けにしていないのに発生することも。使っているときの安定感にはやや欠ける印象でした。
2. 電源スイッチの位置が使いづらい
このおもちゃの電源スイッチは「おしり部分」にあります。そのため、子供が自分で操作するのは難しく、親が毎回オン・オフをする必要があります。
また、誤作動が多いため、常に電源を入れておくのは難しく(ちなみにオートオフ機能で勝手に消える設定にはなっています)、遊びたいときに電源を入れる手間がかかります。
さらに、電源を入れるときに「おしり部分のマジックテープを開けてスイッチを入れる」という動作が必要で、これが妙にリアルで少し違和感が…。子供がその様子を不思議そうに見て、「アンパンマンっておしりから動くんだ?」というリアクションをすることもありました。
電源スイッチがむき出しなら「ここを触るとアンパンマンが動く!」と子供が理解しやすいかもしれませんが、現在は隠されているため、親としても「電源の存在をまだ知られたくない」と感じる場面も。もう少し親しみやすいスイッチの設計なら良かったのにな…と感じました。
3. 柔らかさが足りない
アンパンマン好きの子供がぎゅっと抱きしめて遊ぶのは可愛いのですが、手足や鼻が硬く、「ぬいぐるみ」としては少し中途半端。また、アンパンマンを振り回したりして遊んだのなら、わりと凶器レベルで事故が起こります(親にあたっても痛い)。それくらい手足や鼻はしっかり硬いので無邪気に遊ばせることが出来ない場合も。抱き心地の良いぬいぐるみを求めている場合、期待外れかもしれません。
アンパンマンのふわふわぬいぐるみを求めているなら、こちらがオススメです↓
4. 発語を促す効果は薄かった
発語が少ない子供にとって良い刺激になるかと思いましたが、「会話」としては疑問に思う部分も。例えば、タッチでおしゃべりモードで手をタッチすると「ぼくのマントは茶色だよ」と言ったり。もちろん普通に「これは左手だよ」や「ぼくの手は黄色だよ」と言ったものがあるのですが、個人的にはなんとなく違和感。
そして、親子で会話しながら使おうとすると、「うた」という言葉を発していないのになぜか反応してしまい「うた」が流れてしまう時も。しかし親子で無言で使うのは変ですし、子どもが一人で理解して使うには少し難しい。たまたま個体差があり、私の持っている商品が不良品だった可能性もあるのですが…。
もう一点気になる部分があり、それは頭をタッチするとき。「なでなで」では反応しなく、「頭を叩く」ことをしないと反応しないのも少し違和感。「頭を叩く」という行為を子供が楽しんでするのも少し嫌ですし、親がアンパンマンの頭を叩く行為を見せるのもなんとなく嫌だなと…。親が遊びに関与しないで良い、遊びを理解できる年齢の子には良い商品なのかもとは思いましたが、その年齢だとたぶん普通に喋れるので、やはり「発語を促す」という点では効果が薄い印象でした。
それでも良かったこと:子供の笑顔は見られた
そんな私の評価とは別に、アンパンマン好きの子供にはやっぱり嬉しいポイントも。
- アンパンマンの声やデザインには、やはり子供が自然と笑顔になる力がある!
- おもちゃとして遊ばせるより、「アンパンマンのぬいぐるみ」として抱きしめている姿が可愛らしい。
- アンパンマンを寝かしつける機能で、一緒に寝ようとしてくれる♡
ただし、この笑顔を見ると、「普通の柔らかいぬいぐるみで十分だったのでは?」とも思ってしまいました。
アンパンマンの柔らかくて可愛いぬいぐるみ↓
クリスマスプレゼントに本当にオススメ?代替案も考えよう
このおもちゃは決して悪い商品ではありません。しかし、購入時に過剰な期待を持つと、少しがっかりしてしまう可能性があります。2歳になったばかりの子供には早かったかな…?とも思うので、もう少し年齢が上がったほうが理解し楽しめそうです。
こんな方には向いていないかも…
- 誤作動や音の多さが気になる方。
- 発語を特に促したいと考えている方。
- 静かなぬいぐるみタイプを求めている方。
- 常に部屋に音がある(テレビや音楽のかけ流しなど)環境。
- 音のなるおもちゃが多い家庭。
おすすめ代替品:他にもあるアンパンマンのおもちゃ
アンパンマンの知育系おもちゃを厳選しました!どれも魅力的な特徴があり、クリスマスや誕生日プレゼントにぴったりです♪
1. タッチでできた!1.5才からのアンパンマン知育パッド
おすすめポイント:
- タッチするだけで遊べる知育パッドは、文字・数字・英語・音楽など幅広い学びを楽しめるおもちゃです。
- 1.5歳から使える操作の簡単さで、小さな手でもタッチ操作にすぐ慣れるはず!
- アンパンマンのキャラクターが声でガイドしてくれるので、飽きずに長く遊べます。
こんな子におすすめ:
アンパンマンが大好きで、指先を使ったおもちゃに興味があるお子さん。将来的にタブレット学習を考えているご家庭にもぴったりです。
2. アンパンマン もっと知りたい!ことばずかんPremium&ものしりずかん 大集合セット
おすすめポイント:
- 話すペンでページをタッチするだけで、約2,000語の言葉を学べる図鑑セット。
- 日常生活に役立つ単語や二語文、英語まで、楽しく言葉を覚えられます。
- 子供が好きな「音が出る仕組み」と、学びをサポートする機能が満載!
こんな子におすすめ:
言葉を覚え始めたお子さんや、発語を促したいと考えているご家庭に。子供だけでなく、親子で一緒に学べる点が魅力です。
3. おさつスイスイ! セルフでピピッ♪アンパンマンレジスター
おすすめポイント:
- 本物のようなレジスター機能で、「お買い物ごっこ」をリアルに楽しめるおもちゃ。
- お金やカードを使う動きが学べて、数やお金の概念を自然に覚えられます。
- セルフレジ風の操作感が時代に合っていて、親子で会話が弾むこと間違いなし!
こんな子におすすめ:
お買い物ごっこが好きなお子さんや、数字に興味を持ち始めた子供にぴったり。親子での遊びがさらに広がります。
4. いっしょにおかいもの♪ アンパンマンショッピングカート
おすすめポイント:
- シンプルなショッピングカート型のおもちゃで、小さい子供が押して歩きながら遊べます。
- カートにはアンパンマンの可愛いおもちゃの食材がたくさん!「お買い物ごっこ」を楽しめるだけでなく、手押し車としての役割も果たします。
- 手や足をたくさん動かすので、運動不足解消にも◎。
こんな子におすすめ:
よちよち歩きを始めた1〜2歳の小さなお子さんや、体をたくさん動かす遊びが好きな子供にぴったりです。
まとめ:本当に喜んでもらえるプレゼントを選ぼう!
『ねぇアンパンマン!お歌もきかせて!はじめてのおしゃべりDX』はコンセプト自体は素晴らしいですが、実際の使い勝手には課題も多い商品です。クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントとして購入を検討している方は、お子さんの性格や目的に合わせて、他のおもちゃも視野に入れてみるのがおすすめです。
おもちゃ選びは悩むところですが、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。お子さんにとって素敵なプレゼントが見つかりますように♡
紹介したアンパンマンのおすすめ商品まとめ↓