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1歳半、2歳でも言葉が少ない子へ!焦らずに見守るという選択

「うちの子、まだ発語がなくて心配…」
「1歳半でこの言葉数、遅いのかな?みんなは二語文喋るのに…」
こんな悩みを抱えたことはありませんか?

目次

はじめに:1歳半で感じた焦りと不安

1歳半を過ぎても、わが子は言葉がなかなか出てきませんでした。
1歳半検診では「言葉が少ないですね」と指摘され、市の療育もすすめられました。

でも、保育士さんや親世代、祖父母からはこんな言葉をよく聞きました。
「喋らない子は3歳まで喋らないこともあるよ」
「理解できているなら問題ないよ」

それなのに、どうして市や保健師さんはこんなに焦らせるんだろう?
「3歳までは診断できない」と言うのに、親の不安を煽るような対応に疑問を感じる日々でした。

そんな中でも、子どもの様子を観察していると、少しずつ「焦らなくて大丈夫」と思えるようになりました。2歳に近づく頃には、むしろ成長が楽しみになるような気持ちに変わっていたのです。

今回は、わが子の経験をもとに「言葉が遅い」と感じる親御さんに向けて、焦らず見守る大切さをお伝えします。

第1章:言葉が出ないからこそ気づけた「理解力」

言葉が出ないからといって、何も伝わらないわけではありません。
1歳半の頃、息子は言葉ではなくジェスチャーで一生懸命意思を伝えてくれていました。

例えば、朝起きて部屋を移動したいときは、私の眼鏡ケースを渡してくる。私は視力が悪いので、起きて部屋を移動するときには必ずメガネをかけます。それを理解していて、「早くメガネをかけて!部屋を移動するぞ!」という感じでした。
テレビを見たいときにはリモコンを渡してきて、テレビを指差す。
お腹が減った時は「いただきます」の時にする、パチンと手を合わせるジェスチャーする。

こうした行動を見て、「この子はちゃんと考えてる」と感じました。
また、こちらの話もきちんと理解していることがわかりました。
例えば、「靴履こうね」と言えば玄関へ向かうし、「お片付けしよう」と言えば自分なりに片付けを始める。

言葉は少なくても、子どもなりに考え、行動していることを実感するたびに、不安が少しずつ和らいでいきました。

第2章:言葉が少ない時期に試したこと

言葉が遅いと感じると、「どうしたらいいんだろう?」と悩むものです。
私も、できる限りのことを試しました。

  • おもちゃの工夫:言葉を引き出すような音の出るおもちゃを用意したり、言葉遊びの絵本を一緒に楽しんだり。
  • 短いフレーズでの声かけ:「そら、あおいね」「りんご、あかいね」など、簡単で聞き取りやすい言葉を使いました。
  • 絵本の読み聞かせ:親子のスキンシップも兼ねて、毎日欠かさず行いました。

どれもすぐに目に見える効果があったわけではありません。しかし明らかに「声を出すこと」は増えました。単語すら言えない息子でしたが、そもそも「声を出す」「しゃべる」ことにそんなに興味を持っていませんでした。喃語ですら気分が良い時に喋るくらいでした。しかしその喃語がたまに言葉っぽく、しかもたくさんの喃語を喋るようになりました。親子で楽しみながら続けられたのが良かったのだと思います。

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第3章:2歳を迎えて急に訪れた変化

2歳を迎え、息子の言葉が急に増え始めました。

少し前までは「パパ」と「いないいないばあっ!」くらいしか言えなかった息子が、2歳になり「あか」「あお」といった色の名前や、「もっと」「あっち」「たっち」といった簡単な言葉が言えるようになりました。
2歳を境に、次々と新しい単語を覚え、びっくりする程に発語が増えました。

「この子のペースがあったんだ」

そう感じたとき、今までの焦りや不安が報われたような気がしました。
さらに、言葉だけでなく表現力もどんどん豊かになり、音楽が流れると体を揺らして踊ったり、手遊びなどの真似っこ遊びを楽しんだりする姿も見せてくれるように。

子どもは、自分のタイミングで成長するんだと改めて教えられた瞬間でした。

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第4章:焦らず見守るという選択

振り返れば、1歳半の頃は「なんで話さないんだろう?」と心配ばかりしていました。
でも、保育園で同じ年齢の子どもたちを見るうちに気づいたんです。

同じ1歳半でも、言葉がしっかり出る子もいれば、ほとんど喋らない子もいる。
ネットや周りの声では「1歳半で2語文を話す子もいる」と言われますが、実際にはごく一部。

「個人差があって当たり前」

そう思えたとき、焦る必要がないと気づきました。

保育士さんや祖父母が言っていた「3歳までは喋らなくても心配いらない」という言葉の意味が、ようやく腑に落ちたのです。

第5章:親ができることは、楽しむこと

言葉が出ない期間を振り返ると、「子どもともっと楽しい時間を過ごすべきだった」と思います。

焦って絵本を読み聞かせたり、言葉を引き出そうと必死になったりするより、ただ一緒に遊び、笑い、今の瞬間を楽しむことが何よりも大切だったのではないかと。

そして、その気持ちが子どもに安心感を与え、結果的に成長を引き出してくれるのだと思います。

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終わりに:子どものペースを信じて

子どもの成長には、親の想像を超えるペースがあります。

焦らず、周りと比べず、今しかない子どもの姿を楽しむこと。
その先に、きっと驚くような成長が待っています。

わが子の2歳での成長を通して、そんな確信を得ました。

「うちの子も大丈夫かな?」と不安な気持ちを抱える方に、少しでも安心していただけたら嬉しいです。

お子さんのペースで成長を信じて、今の時間を思いきり楽しんでくださいね♪

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